ヨシムラ
98年に発売し、日本のモタードスタイルの先駆けとなった「D-TRACKER」。そしてその血統を引き継ぎ、2008年に新たにフューエルインジェクションを採用して生まれ変わった「D-TRACKER X」。その2011年モデルが、この冬カラーリングを刷新して登場する。
注目は何といってもカワサキのテーマカラー・ライムグリーンの採用だ。基本コンポーネントを同一としている兄弟車・KLX250などには以前より設定のあったライムグリーンだが、D-TRACKER Xに関してはモデルチェンジ後の採用は今回が初めて。さらにこのライムグリーンは、先ごろ発表になったばかりのZZR1400やZ1000などの海外仕様モデルと同じく、ブラックとのツートーンカラーを採用しており、より精悍なイメージを演出するのに成功している。
またもう1色、赤・白を基調とした「ブライトホワイト×キャンディーパーシモンレッド」は、今までにない斬新なカラーリングが印象的。派手すぎず控えめすぎずといった適度なカラーリングで、D-TRACKER Xに新たな魅力をプラスしている。なお、前モデルから価格、諸元等に変更はない。
SPEC
●全長×全幅×全高:2,130×795×1,125(mm)●軸間距離:1,420mm●シート高:860mm●車両重量:138kg●エンジン型式・排気量:水冷4ストロークDOHC 4バルブ 単気筒・249cm3●最高出力:18kW(24ps)/9,000rpm●最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/7,000rpm●タンク容量:7.7リットル●価格:54万8,000円
●発売予定日:12月1日