ニンジャオーナーズクラブの定例イベントとして、毎年開催されている全国ミーティング。今年もニンジャに魅せられたニンジャ乗りが全国各地から集まった。
支部間の垣根を乗り越え、親睦を深め合った二日間
GPZ900R/750Rのオーナーズクラブとして90年に設立されたニンジャオーナーズクラブ。この老舗オーナーズクラブが定例イベントとして毎年開催している全国ミーティングが、静岡県御殿場市のリゾートホテル御殿場高原 時之栖で開催された。
当日のホテル周辺は朝から雨が降ったり止んだり、不安定な空模様だった。それにも関わらず、土曜日から参加の宿泊組が86名、日曜日のみ参加の日帰り組が11名という盛況ぶり。今回主催者を務めた関東支部長の縫村信秋さんいわく「遠方からの参加も含めて多くのメンバーが自走で参加していた」とのこと。
今回の開催場所となったのは静岡県御殿場市の御殿場高原・時之栖。敷地内に温泉やプールのほか、サッカーグラウンドやテニスコート、パークゴルフ場まで備えた複合施設だ
屋内ホールにはアクティブ、アールケージャパン、ラボ・カロッツェリア、プロボルトなどのパーツメーカーがブースを出展。TGナカガワはパーツだけでなく車両も展示していた
ブースが建ち並ぶ屋内ホールの一画では、カスタム好きなメンバー向けのイベントとして、ラボ・カロッツェリアのサスペンションセッティング講座も開催されていた
今回の参加者では最高齢だった76歳の石山 徹さんは、4年前からクルマで参加しているが、全国ミーティングには開催29回中28回参加しているという常連さんだ
今回はパーツメーカーやプロショップが屋内ホールにブースを出展。同ホールで催されたラボ・カロッツェリアのサスペンションセッティング講座も大盛況だった。大宴会場で行なわれた宴会とジャンケン大会も大盛り上がり。東北、関東、東海、関西、四国、瀬戸内、中国…などなど、全国各地から集まった総勢86名のニンジャ乗りが酒を片手に語り合い、豪華賞品が用意されたジャンケン大会でヒートアップ。所属する支部が異なるメンバーが同じ場所で同じ時間を楽しく過ごすことで、親睦を深め合っている姿も印象的だった。

高確率で雨が降るにも関わらず今回も多くのメンバーが自走で参加。ホテルの敷地内にある駐車場には70台以上のGPZ900R/750Rが集まった
新車で購入して26年間乗り続けているというという森田 仁さんの愛車。“ウェス・クーリーのGPz750レーサー”をイメージソースとしてカスタムされているのが特徴だ
使用感のある外観が目を引く大津 卓さんのGPZ900R。ツーリングメインで乗っているそうだが、エンジンがボアアップされたフルカスタム車だったりする
毎回ツーリングを兼ねて参加している四国支部の小田善一さんは、地元の愛媛から大阪までフェリーで渡り、そこから長野→山梨→静岡というルートで会場入りしていた
全国ミーティングに参加するのは今回が3回目だという岸 亮弥さんは、22歳という若さで注目を集めていた。GPZ900Rは流線形で角張ったデザインが気に入っている