ヨシムラ
ハイエンドなオリジナルパーツを数多く世に送り出しているモトコルセより、Z900RS用のフルチタンエキゾーストシステム「エヴォルツィオーネ」がリリースされている。
2017年の東京モーターショーにて発表されたカワサキZシリーズの最新モデル・Z900RS。と同時に、Z900RS CUSTOM PROJECT「Beyond Z」と題し、3社のカスタムディレクターによる3台のカスタム車がステージに飾られていたのは記憶に新しい。そのうちの1台がモトコルセによるものだ。
同社のエキゾーストシステムはロブスターテールデザインと呼ばれる、MotoGPマシンではスタンダードとなりつつある製法を採用。その美しさと排気性能は誰しもが認めるところだが、一方で優れた設計技術と高精度の材料加工、さらに特殊な溶接技術が要求されるなど、手間とコストが存分に必要な製法であることも確かだ。
エンジンに寄り添うような絶妙なクリアランスを取りながらテールへと流れるエキゾーストパイプ、そしてその後サイレンサーへと繋がるテールパイプにも、ロブスターテールデザインを採用。その造形と質感は、もはや工芸品といっても過言ではない仕上がりで、またサイレンサーは非常にコンパクトに仕上げられ、本体と一体型となっているエンドキャップには、レースシーンでおなじみのハニカムメッシュ加工が施されているなど、随所に所有感をくすぐられるエッセンスがちりばめられている。
もちろん性能面も数値で実証済みで、スタンダードモデルに対し12.2ps(約12%・同社測定)ものパワーアップを実現しており、さらに重量もスタンダード比−8.7kg(約73%・同社測定)もの軽量化を実現している。またECUの燃調などといった追加のセッティング出しも不要とのことだ。
同システムにはフルエキゾーストとスリップオンサイレンサーの2種類がラインナップ。それぞれサーキット専用品で、価格は33万8,000円(税抜)と16万8,000円(税抜)となっている。世界最高峰を謳い、Z900RSをプレミアムに彩るこの逸品は、上質さを求めるZ乗りにうってつけの製品ではないだろうか。
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チタニウム 4-2-1 フルエキゾーストシステム ロブスターテールデザイン + テーパーラウンドサイレンサー ハニカムメッシュティアドロップエンドキャップ キャタライザー装備 for カワサキ Z900RS / Z900RS CAFE
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