ヨシムラ
川崎重工の企業ミュージアムであるカワサキワールド(兵庫県神戸市)にて、2月14日(火)〜2月26日(日)の期間に企画展「カワサキ モーターサイクルフェア -挑戦の軌跡と夢-」が開催される。
「挑戦の軌跡と夢」というテーマを元に開催されるこのイベントは、主に車両展示とコンセプト展示、そしてトークイベントといった3つのコンテンツが用意されている。
車両展示は、カワサキの技術開発やレース活動などの“挑戦の歴史”を象徴するモデルをそのエピソードとともに展示するもので、ZZ-R1100のエンジンを積んだカワサキのレーシングカー・X-11や、幻のプロトタイプ車であるSQUARE-FOUR、さらにMotoGPマシンのNinja ZX-RR(柳川仕様)など、多数の貴重な車両が展示される予定となっている。もちろん現行モデルも展示を予定しており、ニューモデルとして話題のVERSYS-X 250 ABS TOURER(海外仕様)や、Z125 PROとZ250 ABSは跨がり可能な状態で展示されるとのこと。
ほかコンセプト展示では「空駈けるモーターサイクル」と題し、川崎重工 モーターサイクルエンジンカンパニーと航空宇宙カンパニーが技術コラボを行ない、Ninja H2Rのエンジンを搭載した夢の乗り物を、3DCGや映像、そしてデザインスケッチなどで公開するとのこと。
最後にトークイベントだが、トークイベントは2月19日(日)と2月26日(日)の2日のみの開催なので注意が必要だ。
2月19日(日)はカワサキの社内チームである「チーム38」でボンネビルスピードウィークに挑戦し話題となったカワサキの開発ライダー・山下 繁氏と、航空宇宙カンパニーの大型固定翼機・テストパイロットである野口 勝氏が、カワサキの挑戦にまつわるエピソードやコンセプト展示について語り合う。
そして2月26日(日)は、カワサキのレーシングチーム「カワサキチームグリーン」のライダーである柳川 明選手と、元MotoGP・世界GPライダーの中野真矢氏が登場する。当日は対談形式で柳川選手自身の挑戦の軌跡を振り返るととともに、カワサキのスピリットである「不屈の精神」について、さまざまなエピソードを交えて語ってもらう予定となっている。なお、イベントの後にはサイン会も実施するとのことだ。
なかなか盛りだくさんのコンテンツが用意されているこのイベント。昨年リニューアルした常設部分も併せて見ごたえたっぷりとなってることは間違いないので、ぜひとも機会を見て足を運んでみてはいかがだろうか。
モーターサイクルフェア2017スペシャルサイト
※記事初出時から2月26日(日)のトークショー情報を修正(中野真矢氏が参加)