ヨシムラ
今年2回目となるカワサキU29ミーティングが6月5日に開催された。今回の開催地は九州・福岡県。会場となったのは、福岡市内の繁華街からもそう遠くない福岡市ヨットハーバーだ。
今回も、前回(2016年第1回・箱根)の時のような快晴に恵まれることを祈ったが、九州地方では開催日前日に梅雨入りが発表され、まさに雨期の到来を告げるような、小雨模様の中でのミーティングスタートとなった。
前日から続いた梅雨空の影響で、ミーティング開始直前になっても来場者はまばら。しかし、ミーティングが始まるとすぐに雨は上がり、それに呼応するかのように少しずつカワサキ乗りたちが会場に集まりだした。
そして、参加受付ブースの前や、トークショーなどが開かれるステージ前も次第ににぎやかさを増し、ミーティングがスタートして約1時間後には、同ミーティングおなじみの活気に満ちた光景が広がった。
今回は福岡県での開催ということで、地元の福岡はもちろんのこと、佐賀、長崎、熊本など、九州在住のカワサキ乗りが来場者の大半を占めていた。しかし、神戸や埼玉(!)など、本州からはるばるやって来たライダーもわずかながら見受けられた。
ステージでは恒例の愛車自慢大会や最年少来場者表彰、トークショーなどが開かれ、会場は大盛り上がり。トークショーでは、同ミーティングのレギュラーゲストである渡辺一樹選手に加え、カワサキ系レーシングチームのRSイトウに所属する岡村光矩選手と松﨑克哉選手も特別ゲストとして登場し、それぞれのレースに対する意気込みなどをじっくりと聞くことができた。
またZ125PROを使っての遅乗り世界選手権では、今回は腕に自信のある参加者が多く、手に汗握るハイレベルな戦いが繰り広げられた。参加者、観客、そして運営スタッフまでもがエキサイティングし、前回の箱根の時と同様、目を離せないひと時となった。
ミーティングの終盤にはジャンケン大会や集合写真撮影などが行なわれ、興奮冷めやらぬままにミーティングは終了。あいにくの天気の影響で、ミーティング開始時には盛り上がりに欠けるのではないかと危惧されたものの、終わってみれば今回も大盛況だった。
若々しい雰囲気と活気に満ちたカワサキU29ミーティング。10・20代のカワサキ乗りたちは、次回ぜひ参加してみよう。楽しい時間を過ごせること請け合いだ。
なお、現在決まっている次回以降の予定はカワサキU29ミーティングのページを参考にしてほしい。