ヨシムラ
カワサキ正規取扱店仕様のアクラポビッチマフラーを採用
Ninja ZX-25Rは車両そのものが注目されていることに加え、アフターパーツの動向も見逃せない。カワサキもレースイメージマシンと称して、エーテックのカーボンカウルやビートのマフラー、ショーワのリヤショックなど、アフターパーツを採用したカスタムマシンを、今年3月に発表している。このレースイメージマシンに続き、新たなカワサキ提案型カスタムマシンが発表された。レースイメージマシンがクローズドコースの走行を前提としたカスタムマシンなのに対し、新しく発表されたカスタムマシンは公道走行可能なカスタムメニューとなっている。
ノーマルからの変更点は、マフラー、リヤショック、チェーンがアフターパーツに変更され、レバーガードが追加されていること、そしてフェンダーレスキットが採用されていることだ。このうち、マフラーはアクラポビッチとカワサキが共同開発したフルエキゾーストとなっていて、純正ECUにて出力特性の向上が図られている。ラインナップはストリート用とクローズドコース用が用意され、サイレンサーには“Ninja ZX-25R”のロゴがデザインされる。このアクラポビッチのマフラーはカワサキ正規取扱店でのみ購入できる。それ以外の製品は既製品を採用している。
カワサキは今後も、アフターパーツメーカーとコラボレートしたZX-25R用パーツの展開を予定していて、一例としてオーリンズとコラボレートしてリヤショックやフロントフォークカートリッジキット、ステアリングダンパーキットを開発することを予定している。