ヨシムラ ページ 1 2 3 4 新しくなった’08 Ninja ZX-10Rに凝縮された先進機能 ウインカーと一体式のミラーは、カウルと同様エッジの効いた幾何学的なデザインが採用される。ミラーの鏡面とハウジングは別体式で、ZZR1400や1400GTRなどと同じシステムとなっている メーターは、大径のアナログタコメーター内に液晶パネルがレイアウトされる。液晶パネルにはスピードや水温、走行距離などが表示される。UVブロックガラスを採用し、パネルの表示を見やすくした シート形状も前モデルから一新される。ライダー後方部でエッジを付けるなど、車体デザインと合わせた。タンデムシート下には狭いながらも収納スペースが設けられ、車載工具などが収納されている テールカウルの前後長は、前モデルよりかなり短縮され、MotoGPマシン・ZX-RRの考え方を取り入れたコンパクトな形状とされる。厚さ自体も薄くなり、シャープなフォルムを演出する スリムな車体を強調するかのように、タンデムステップは細いステーが採用される。スリムな形状のタンデムステップだが、鍛造で作られていて、当然ながらその強度は十分に確保されている ZZR1400などに採用されるモノコックフレームのレイアウトと同様、メインチューブをエンジン上にレイアウトするバックボーンツインチューブフレーム。2008年式モデルでは剛性バランスの向上が変更ポイントの一つ 吸気効率の向上をねらって、ダクトからエアクリーナーへと向かうラムエア通路を、よりストレート構造に近い形状へと近付けた。ラムエア通路は左右フロントフォークの間を通り、ステアリングヘッド脇へと流れる 2007年式ではシート下に配置されていたデュアルサイレンサーは、車体右側に配置される。また、従来の2本出しから集合タイプへと変更。サイレンサーの入り口部分には排気バルブが設置される ホイールは、高圧鋳造ホイールを採用し、肉薄な形状とすることで軽量化を行ない、バネ下重量の低減に貢献。ハンドリング性の向上をねらった。ディスクはφ300→φ310㎜へと大径化される 採用したフルアジャスタブルのユニトラックサスペンションは、縮側減衰圧力をロースピードとハイスピードの2段階に設定することが可能。また、前モデルと比べフレームとのマウント位置を変更している スイングアームは、2007年式の逆トラスから、上部にトラスを持つ正トラスへと変更。このスイングアームに取り付けられたリヤインナーフェンダーはMotoGPマシン・ZX-RRの理論を取り入れ、大型タイプとした リヤブレーキは、フロント同様ペタルディスクが採用される。ディスクサイズはφ210㎜。これに1ポットキャリパーを組み合わせる。タイヤは扁平率55の大径のタイプが採用される >>> 次ページ カラーバリエーションと主なスペック ページ 1 2 3 4 問い合わせカワサキモータースジャパンお客様相談室 電話番号0120-400819 ※月〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜17:00(祝日、当社休日を除く) URLhttps://www.kawasaki-motors.com/mc/